学校訪問パート２
また何分か車の荷台に揺られて次の学校へ向かう。外はとても好い天気で、雲は少し多めだけれど、雲のすきまから太陽は絶えまなく照らしている。荷台に乗っているせいもあって、風がかなり吹き込んでくる。90km〜100kmを出しているトラックの荷台は、暑くなくとてもすがすがしいが、揺れるので少しこわい。
二つ目の学校は、さっき学校よりも、きれいな学校で、入り口らしきところから校舎まで比較的広い。校舎自体はどの学校もあまり変わりがないようだ。2階建ての横に長くてあまり大きくないクリーム色の校舎が一つ。
職員室の奥にある、クーラーのきいた応接間兼校長室らしき部屋へ通された。この学校のKIDSのスカラシップ生は3人。校長先生を交えながら話をする。
この学校では英語はもちろん、日本語もカリキュラムに入っているらしい。校長先生は多少日本語がわかるよう。英語に関しては、テープレコーダーはあっても、リスニング教材がないため、発音に苦労しているようだ。
この学校の現状などを聞いた後に、各スカラーシップ生に話を聞いていく。まず、ノンカイの中学生は、どんな夢を持っているのか聞いてみた。一番上に写真の右の女の子は、英語の先生になりたいんだと。だから卒業したら、教員養成学校に通いたい、と。一番左の男の子は、職業学校に通いたい、と。
中等・高等教育を受けたとして、望むべき進路に進むことはできるのだろうか。タイの中等教育を受けている生徒は、Vocational colledge（職業訓練学校）や Teacher colledge（教員養成学校）をめざしている子が多いようだ。しかし、実際大学教育を受けられるのは、6％ほどしかいない。
SUPERVISOR; M.Tahira H.Takebata /Photographers; BATA, Y.Eriko/ Writer and Designer; Eriko Yamashita
Kids homepage started May 2000
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atest Update 15 Dec 2002
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